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光害.net 報道リンク集::鳥を人工光から守る条例が審議中-アメリカ
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鳥を人工光から守る条例が審議中-アメリカ
2010.3.16 All Headline News
 ある環境論者が、合衆国下院で「鳥にやさしいデザイン」のビルの普及のための条例制定を目指し活動している。彼はすでにイリノイ州で同様の条例を成立させている。「鳥にやさしいデザイン」とは、アメリカ鳥類保護団体や、ニューヨーク・オーデュボン協会の"Bird-Safe Building Guidelines"、シカゴの"Bird-Safe Building Design Guide for New Construction and Renovation"により推奨されている。
 アメリカでは、国内800種の鳥類のうち、3分の1が個体数激減や絶滅の危機にある。鳥類保護団体によると、毎年3億~10億羽の鳥が、ビルのガラスへの激突により死んでいる。ガラスに木や空が写りこみ、鳥を混乱させているのだ。
 条例案では、ビルの屋内光や屋外光が渡り鳥に及ぼす影響についても述べられている。渡り鳥は雲の多い日や霧の日には低空を飛び、高層ビルからの人工光に惑わされてしまう。ビルに激突したり、ビルの光にトラップされてあたりを飛び回り、やがて力尽きる。
 トロントで活動している、鳥を光害から守る団体FLAPによると「人工光、天候、ガラスが見えないこと等により、一つのビルで一晩に数百~数千の鳥が負傷したり死んだりすることもある。」という。「生息可能域の減少、環境汚染、狩猟の問題と比べ、ビルへの衝突の問題はあまり知られておらず、十分理解されていない。」
 シカゴは全米で最初に"lights out"プログラムを実施した都市である。そこでは、春と秋の5ヶ月間(鳥の渡りの期間)、高層ビルの装飾のための人工光を消灯しており、毎年1万羽の命が救われていると推測される。
 条例案は、下院運輸インフラ整備委員会にて審議されている。イリノイ州では2008年に同様の条例が満場一致で採択されている。「私がイニシアティブを取り、イリノイ州で始めたことが、国家レベルで審議されるまでになったことを誇りに思う。」

http://www.allheadlinenews.com/articles/7018119899

FLAPのホームページ
http://www.flap.org/flap_home.htm
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