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光害の影響を受けた地域が年2%の割合で増加、衛星画像解析で判明
2017.11.23 朝日新聞
過剰な光は「光害」、安眠に影響?照らされた地域年々増

 夜に人工照明により照らされている地域が、世界全体で年2%の割合で増加している。人工衛星からの夜の画像データ(2012~16)を解析した。サイエンス・アドバンシズ誌に論文が掲載された。著者らは、LED照明の普及による「リバウンド効果」で光害が拡大する可能性を指摘。

http://www.asahi.com/articles/ASKCN6JJ0KCNULBJ00R.html

同様の記事
2017.11.23 AFP通信
省エネLED、世界の光害拡大に拍車 研究
http://www.afpbb.com/articles/-/3152655

2017.11.24 CNN.co.jp
世界の「光害」、急激に悪化 LEDの普及が一因に
https://www.cnn.co.jp/fringe/35110908.html

2017.11.24 BBC
人工照明の「光害」 あちこちで夜が消えつつある
http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-42105751
その動画
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/51699


元論文
Science Advances
Artificially lit surface of Earth at night increasing in radiance and extent
http://advances.sciencemag.org/content/3/11/e1701528
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鳥取県「星空保全条例」に暗雲
2017.11.18 日本海新聞
星空条例案に黄信号 「罰則規制行き過ぎ」の声

 鳥取県が制定を目指している星空保全条例に対し、県議会議員35人の3分の1を超える13人の連名により、懸念を示す提言が提出された。「立法根拠が不明確」「罰則は行き過ぎ」などの意見。

http://www.nnn.co.jp/news/171118/20171118058.html

光害そのものについて、県議会において十分な説明がなされているのでしょうか。光害抑制は、説明が不十分のままでは、安全性や経済活動への懸念が生じてしまうのが常です。担当者の方がきちんと説明を行えば、必ず納得してもらえると思うのですが...
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鳥取県が「星空保全条例」の素案まとめる
2017.11.12 毎日新聞
「星空保全条例」の素案まとめる 鳥取県

「星取県」をアピールする鳥取県が、星空保全条例の素案をまとめた。サーチライトの規制(災害対策や研究目的は除外)、上方光束の規制(「星空保全地域」に指定されたエリア)などが盛り込まれ、是正勧告に従わない場合は罰金。

https://mainichi.jp/articles/20171113/k00/00m/040/073000c

同様の記事: http://www.sankei.com/west/news/171109/wst1711090018-n1.html

関連記事: http://hikarigai.net/mediablog/?eid=398

同様の条例が全国に広がることを期待します。
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竹富町で光害対策型防犯灯設置
2017.9.8 八重山日報
星空保護で光害対策 新設防犯灯 角度調整へ 85基、配置案まとめる 竹富町

 竹富町で新たに設置するLED防犯灯85基に、光害対策型が採用される。角度を調整して上方光束を抑え、色温度は電球色を採用。IDAの星空保護区認定を見据えた取組み。

https://www.yaeyama-nippo.com/2017/09/08/%E6%98%9F%E7%A9%BA%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E3%81%A7%E5%85%89%E5%AE%B3%E5%AF%BE%E7%AD%96-%E6%96%B0%E8%A8%AD%E9%98%B2%E7%8A%AF%E7%81%AF-%E8%A7%92%E5%BA%A6%E8%AA%BF%E6%95%B4%E3%81%B8-85%E5%9F%BA-%E9%85%8D%E7%BD%AE%E6%A1%88%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81%E3%82%8B-%E7%AB%B9%E5%AF%8C%E7%94%BA/

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北竜町でひまわり畑のライトアップ計画
2017.6.23 北海道新聞
北竜「ひまわりの里」一夜限りライトアップ 8月2日 反応見て継続検討

北海道・北竜町でひまわり畑のライトアップを、一晩限りで行う。昨年、インターネット上でクラウドファンディングを開設した際には、環境への影響を懸念する声が上がり、中止となった。

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0413382.html
(管理者は、会員限定部分は閲覧できていません。)

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昨年のクラウドファンディングのサイト(2016.6、コメント欄に多くの反対意見)
https://camp-fire.jp/projects/view/7831

中止報道
2016.6.23 北海道新聞
周りに民家ないのに... 北竜ヒマワリ畑のライトアップ中止
(リンク切れ)

試験点灯の報道
2016.9.1 北海道新聞
夜のヒマワリの格別 北竜で試験ライトアップ 反応上々、本格実施検討へ
(リンク切れ)

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管理者は、上記試験点灯の報道を受け、2016.9.5 に北竜町に下記の意見メールを送りました。返信はありませんでした。

(前略)
北海道新聞のWeb掲載記事『周りに民家ないのに... 北竜ヒマワリ畑のライトアップ中止』(2016.6.23)、および『夜のヒマワリも格別 北竜で試験ライトアップ 反応上々、本格実施検討へ』(2016.9.1)を拝見しました。僭越ながら、以下の通り意見させていただきます。

光害とは、過剰あるいは不適切に設置・運用された人工照明による、周辺環境へのさまざまな悪影響の総称です。照明の目的には、安全性の確保・快適性の創造・演出性の付与(ライトアップ等)などがありますが、過剰に明るすぎたり、目的外の方向に光が漏れたり、不必要な時間に点灯している照明などは、光害とみなされる場合があります。

一方、自然豊かで元来暗かった場所を、照明により人工的に明るくすることは、人間にとって必要なことであっても、そこに生息するさまざまな動植物にとっては環境の改悪となります。たとえば夜行性生物の生活圏消失、昆虫の誘因・生息分布の変化、概日リズムに基づいたさまざまな行動パターンの崩壊などが、多くの事例や科学的根拠に基づいて実証されています。さらには、ある生物種への影響は、捕食-被食関係にある他の生物種や、花粉媒介の関係にある植物、ひいては地域の生態系全体にまで影響が及ぶ可能性が考えられます。人間にとって必要な照明であっても、自然界への影響が最小限となるよう、十分配慮する必要があります。

環境省が平成18年に制定した「光害対策ガイドライン(改訂版)」では、屋外照明を計画・設置する際は、『照明設備周辺に生息する保護するべき動植物の有無を調査するとともに、その影響のメカニズムをよく理解し、それぞれ個別に対策を検討すべきである。』と述べられています。

今回、当初のライトアップ計画(クラウドファンディング)に多くの反対意見が集まった理由の一つに、これら周辺環境への影響の配慮が全く説明されていなかったことが挙げられると思います。今後、計画を進められるのであれば、以下のような点をご配慮・ご検討されることを提案いたします。
(1)あらかじめ、環境省「光害対策ガイドライン(改訂版)」をぜひご一読ください。
(2)周辺の生態系を調査し、生物およびヒマワリ自体への夜間人工光の影響について、専門家の意見を求めてください。
(3)実施される場合は、照明の最適化に十分ご配慮ください。
 (3-1) 周囲への光漏れを最小限に抑えること(照明器具の配光・角度の調整。特に夜空への光漏れの抑制。)
 (3-2) 光量を必要最小限に抑えること(光源の数、輝度の検討)
 (3-3) 点灯時間を必要最小限に抑えること
 (3-4) できるだけ色温度の低い光源を使用すること(光の青色成分が強いほど、生態系への影響が大きい)

これらに十分配慮した上で、サイト上で説明がなされていれば、反対の声は弱まると予測いたします。一方で、もし生態系への影響が無視できないと判断されれば、ライトアップ計画自体の見直しの必要があると思われます。

なお補足ですが、「ライトアップ」という手法は、観光促進を目的として近年広く使用されていますが、元来は歴史的建造物やモニュメント等の演出手法であり、自然界をライトアップすることは、前述の生態系への影響の観点からもできるだけ避けるべきである、と個人的には考えております。

また、以下のページより、過去に「富士山ライトアップ計画」「鳥取砂丘・光のタワー計画」が中止となった経緯もぜひご参照ください(私の運営しているサイトです)。
富士山ライトアップ計画への懸念表明 http://idatokyo.org/?p=592
鳥取砂丘・光のタワー計画について http://hikarigai.net/mediablog/?eid=377
鳥取砂丘・光のタワー計画への懸念表明 http://idatokyo.org/?p=635

光害の概要については、「環境年表」に掲載の拙文をご参照ください。
http://hikarigai.net/chrono_env2015.html

本件に関して、光害の観点において、私自身がお力になれることがございましたら、喜んでご協力いたします。
以上、ご検討いただけますと幸いに存じます。
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