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竹富町で光害対策型防犯灯設置
2017.9.8 八重山日報
星空保護で光害対策 新設防犯灯 角度調整へ 85基、配置案まとめる 竹富町

 竹富町で新たに設置するLED防犯灯85基に、光害対策型が採用される。角度を調整して上方光束を抑え、色温度は電球色を採用。IDAの星空保護区認定を見据えた取組み。

https://www.yaeyama-nippo.com/2017/09/08/%E6%98%9F%E7%A9%BA%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E3%81%A7%E5%85%89%E5%AE%B3%E5%AF%BE%E7%AD%96-%E6%96%B0%E8%A8%AD%E9%98%B2%E7%8A%AF%E7%81%AF-%E8%A7%92%E5%BA%A6%E8%AA%BF%E6%95%B4%E3%81%B8-85%E5%9F%BA-%E9%85%8D%E7%BD%AE%E6%A1%88%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81%E3%82%8B-%E7%AB%B9%E5%AF%8C%E7%94%BA/

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北竜町でひまわり畑のライトアップ計画
2017.6.23 北海道新聞
北竜「ひまわりの里」一夜限りライトアップ 8月2日 反応見て継続検討

北海道・北竜町でひまわり畑のライトアップを、一晩限りで行う。昨年、インターネット上でクラウドファンディングを開設した際には、環境への影響を懸念する声が上がり、中止となった。

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0413382.html
(管理者は、会員限定部分は閲覧できていません。)

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昨年のクラウドファンディングのサイト(2016.6、コメント欄に多くの反対意見)
https://camp-fire.jp/projects/view/7831

中止報道
2016.6.23 北海道新聞
周りに民家ないのに... 北竜ヒマワリ畑のライトアップ中止
(リンク切れ)

試験点灯の報道
2016.9.1 北海道新聞
夜のヒマワリの格別 北竜で試験ライトアップ 反応上々、本格実施検討へ
(リンク切れ)

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管理者は、上記試験点灯の報道を受け、2016.9.5 に北竜町に下記の意見メールを送りました。返信はありませんでした。

(前略)
北海道新聞のWeb掲載記事『周りに民家ないのに... 北竜ヒマワリ畑のライトアップ中止』(2016.6.23)、および『夜のヒマワリも格別 北竜で試験ライトアップ 反応上々、本格実施検討へ』(2016.9.1)を拝見しました。僭越ながら、以下の通り意見させていただきます。

光害とは、過剰あるいは不適切に設置・運用された人工照明による、周辺環境へのさまざまな悪影響の総称です。照明の目的には、安全性の確保・快適性の創造・演出性の付与(ライトアップ等)などがありますが、過剰に明るすぎたり、目的外の方向に光が漏れたり、不必要な時間に点灯している照明などは、光害とみなされる場合があります。

一方、自然豊かで元来暗かった場所を、照明により人工的に明るくすることは、人間にとって必要なことであっても、そこに生息するさまざまな動植物にとっては環境の改悪となります。たとえば夜行性生物の生活圏消失、昆虫の誘因・生息分布の変化、概日リズムに基づいたさまざまな行動パターンの崩壊などが、多くの事例や科学的根拠に基づいて実証されています。さらには、ある生物種への影響は、捕食-被食関係にある他の生物種や、花粉媒介の関係にある植物、ひいては地域の生態系全体にまで影響が及ぶ可能性が考えられます。人間にとって必要な照明であっても、自然界への影響が最小限となるよう、十分配慮する必要があります。

環境省が平成18年に制定した「光害対策ガイドライン(改訂版)」では、屋外照明を計画・設置する際は、『照明設備周辺に生息する保護するべき動植物の有無を調査するとともに、その影響のメカニズムをよく理解し、それぞれ個別に対策を検討すべきである。』と述べられています。

今回、当初のライトアップ計画(クラウドファンディング)に多くの反対意見が集まった理由の一つに、これら周辺環境への影響の配慮が全く説明されていなかったことが挙げられると思います。今後、計画を進められるのであれば、以下のような点をご配慮・ご検討されることを提案いたします。
(1)あらかじめ、環境省「光害対策ガイドライン(改訂版)」をぜひご一読ください。
(2)周辺の生態系を調査し、生物およびヒマワリ自体への夜間人工光の影響について、専門家の意見を求めてください。
(3)実施される場合は、照明の最適化に十分ご配慮ください。
 (3-1) 周囲への光漏れを最小限に抑えること(照明器具の配光・角度の調整。特に夜空への光漏れの抑制。)
 (3-2) 光量を必要最小限に抑えること(光源の数、輝度の検討)
 (3-3) 点灯時間を必要最小限に抑えること
 (3-4) できるだけ色温度の低い光源を使用すること(光の青色成分が強いほど、生態系への影響が大きい)

これらに十分配慮した上で、サイト上で説明がなされていれば、反対の声は弱まると予測いたします。一方で、もし生態系への影響が無視できないと判断されれば、ライトアップ計画自体の見直しの必要があると思われます。

なお補足ですが、「ライトアップ」という手法は、観光促進を目的として近年広く使用されていますが、元来は歴史的建造物やモニュメント等の演出手法であり、自然界をライトアップすることは、前述の生態系への影響の観点からもできるだけ避けるべきである、と個人的には考えております。

また、以下のページより、過去に「富士山ライトアップ計画」「鳥取砂丘・光のタワー計画」が中止となった経緯もぜひご参照ください(私の運営しているサイトです)。
富士山ライトアップ計画への懸念表明 http://idatokyo.org/?p=592
鳥取砂丘・光のタワー計画について http://hikarigai.net/mediablog/?eid=377
鳥取砂丘・光のタワー計画への懸念表明 http://idatokyo.org/?p=635

光害の概要については、「環境年表」に掲載の拙文をご参照ください。
http://hikarigai.net/chrono_env2015.html

本件に関して、光害の観点において、私自身がお力になれることがございましたら、喜んでご協力いたします。
以上、ご検討いただけますと幸いに存じます。
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京都でスマート・ライティングの実証事業
2017.6.6 産経新聞
効率的なライティングで節電 京都・木津川で「街灯スマート化」の実証事業

街灯23基をネットワーク化し、人感センサーと連動して照度を調整することで電力削減を目指す。

http://www.sankei.com/west/news/170606/wst1706060033-n1.html

特にヨーロッパでは、このような街灯の「スマート化」が進んでいるようです。省エネ・光害削減に大きな貢献が期待でき、将来は間違いなく普及すると思います。
ただ、この記事の写真は周囲がまだ明るく、軽い冗談のようですね...
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環境省、「星空の見やすさ」指標作りに着手
2017.5.22 毎日新聞
「星空見やすさ」全国ランク作成へ 光害減少狙い

 環境省大気生活環境室が、デジカメを用いた「星空の見やすさ」指標作りの検討を始める。全国で撮影条件を揃えて撮影された画像を元に、ランク分けを行うことを想定。自治体の光害対策のきっかけとして、また星空観光PRの客観的材料として役立つことが期待される。

https://mainichi.jp/articles/20170522/k00/00e/040/213000c

環境省報道発表資料
「第1回星空観察の推進手法に関する検討会」の開催について
http://www.env.go.jp/press/104062.html

同様の記事
2017.5.26 朝日新聞
星空の見やすさをランク分け 環境省が評価方法作成へ
http://www.asahi.com/articles/ASK5M5RHCK5MULBJ00C.html
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鳥取県、「星空保全条例」を検討
2017.5.1 朝日新聞
鳥取改め「星取県です」 少ない街の明かり逆手にPR

 「星取県」の愛称を広める活動をする鳥取県が、「星空保全条例(仮称)」を制定することを検討。同県では、2003~04年度にも「美しい星空を保全する条例」を検討したが、実現しなかった。

http://www.asahi.com/articles/ASK4B55XGK4BPUUB00X.html

 記事内にある「かつて条例制定を検討したが実現しなかった」の部分に関して、個人的な話で恐縮ですが、私は当時鳥取県内に住んでおり、地元紙(日本海新聞)の平成17年4月7日の記事『鳥取県の「星空保全条例」に暗雲』を見たことがきっかけで、その翌日から県内での光害調査を始めました。やがて光害が研究の主テーマとなり、現在に至ります。


鳥取県:知事定例記者会見(2017年4月27日)
http://www.pref.tottori.lg.jp/264461.htm

 条例の案の中身についても、少し具体的に言及されています。鳥取砂丘光のタワーの際も感じましたが、平井知事は光害問題や夜空の価値について、非常に深い考えをお持ちだと思います。
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