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光害.net 報道リンク集
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環境省、「昼も夜もライトダウン」の計画を発表
2011.5.2 環境省報道発表
「昼も夜もライトダウン2011」(第一報)

 例年の夏至の日と七夕の2日間に加え、震災による節電の必要性を踏まえ6月22日~8月末日を対象に、「昼も夜もライトダウン」を実施する。昼夜それぞれ2時間以上の消灯を呼び掛ける。

http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=13738
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節電で暗くなった町に対する、視覚障害者の方々の声
2011.4.29 産経新聞
節電で障害者困惑 暗い駅、止まったエスカレーター

節電のため照明が消えた暗い町について、夜盲症などの視覚障害者の方々から不安の声が上がっている。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110429/dst11042923100031-n1.htm

関連サイト(抽出参照元:Yahoo!ニュース)
震災で東京がバリアフル都市になった件(障害者当事者の視点から)

http://togetter.com/li/116287


 これらの記事で、初めて視覚障害者の方々の現状、生の声を多く知ることができました。節電(エネルギー問題)、光害(特に地球環境・生活環境への問題)、バリアフリー、いずれにも配慮した照明環境を実現していくことは、とても困難な課題のように思われます。
 記事の中で特に、典型的な光汚染源・エネルギー浪費と考えていた「自販機の照明」でさえも、障害者の方の手助けになっているケースがあるという事実には考えさせられました。「光」は想像以上に私達の生活の様々な側面に影響を与えており、良い面も悪い面もあるのです。
 とてもすぐに答えが出せる問題とは思えませんが、現時点で管理者が感じていることをいくつか挙げてみます。

(1) まず第一に、視覚障害者の安全確保を。
 現在節電対策として照明を減らしている箇所のうち、障害者の方々への配慮が不十分であるためにその安全性に深刻な問題をもたらしている場所については、早急に照度を回復しなければなりません。障害者の方々にも声を挙げていただきたいですし、照明管理者や周囲の人々もこの問題に敏感にならなければなりません。

(2) 照明が周囲に与える影響について、一般の人々に知ってもらう必要性。
 世間では節電(省エネ)の側面がクローズアップされていますが、光害の問題、視覚障害者への影響の問題も同じくらい重要です。照明設置者・管理者(公共の場所の照明スイッチを操作する人すべて)には必ず、一般の人々にもぜひ、知ってもらいたい問題です。それがこのウェブサイトの目的ですし、マスコミにも積極的に取り上げていただきたいです。

(3) 「削減すべきは、全く誰の役にも立っていない無駄な照明」ということ。
「照明による電気エネルギーの節約」「光害の削減」 は、全く不必要な照明の消灯、全く無駄な方向に光が漏れている照明器具の改善、によって相当な効果が得られるはずです。そのような照明は依然として町にはたくさんあり、視覚障害者の生活に何ら影響を与えるものではありません。詳細は当ウェブサイトの資料をご覧ください。

(4) 将来の理想的な照明環境について、多方面から十分な検討を。
 バリアフリーの町づくりは重要ですが、すべての道路を視覚障害者に安全な照度で照らし続けるのは、明らかに現実的ではありません。健常者が、照明を減らすことの障害者の方々への影響を軽視してはならないのと同様、障害者の方々にも、明るすぎる照明による光害という問題を軽視してもらいたくありません。個人的には、町中の全般照明はやはりこれまでよりも控えめな(諸外国のような)ものにすべきだと考えます。照明環境というハード面だけでなく、障害者の方々を助け合える社会作りといったソフト面の充実も重要かもしれません。
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光害が大気汚染を助長する(動画)
2011.4.21 SoCal Connected
Bright Lights, Big City

最近の研究で明らかになった、夜間の人工光が大気汚染を悪化させるメカニズムについて。

http://www.kcet.org/shows/socal_connected/content/environment/bright-lights-big-city.html
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街中での照明の節約に9割が肯定的意見
2011.4.6 Business Media 誠
街中での節電に、賛成? 反対?

計画停電を受け広まっている節電についての市民アンケートの結果、照明の節約は約9割が肯定的意見(もっとすべき+現状でよい)を示した。
看板照明の消灯・減灯:肯定的89%、否定的11%
建物内の消灯・減灯:肯定的88%、否定的12%

否定的意見は「弱視の方に危険」「道が暗すぎ事故や犯罪につながる」など。

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1104/06/news037.html

 「照明の節約」に対する否定的意見は常に安全面・防犯面に関わるものです。その背景には多くの日本人がもっている「明るいほど安全」という誤った先入観があります。また、「オンかオフか」という2つの状態だけで考えるのではなく、照明の必要度に応じ時間的変化・空間的変化をつけた照明コントロールによって省エネと安全性の両立を図る、という考えが必要です。
 また、弱視の方への配慮はもちろん必要ですが、逆に照明からグレア(眩しさ)を感じやすい高齢者の方への配慮も忘れてはなりません。
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停電前後の街明かりの比較とその解釈
2011.3.25 NOAA
The Night the Lights Went Out Over Japan

アメリカ海洋大気圏局(NOAA)が、DMSPの人工衛星から撮影した、東日本大震災による停電前後の街明かりの比較を公開。

http://www.nnvl.noaa.gov/MediaDetail.php?MediaID=697&MediaTypeID=1

 この写真は日本のある方がブログで取り上げられ(下記)、ツイッター等でもずいぶん話題になっているようです。サイトから停電前後の画像をそれぞれダウンロードして、ビューワで2枚の写真を切り替えながら見比べると、光量の変化が非常によくわかります(ぜひお試し下さい!)。
 画像の比較から、いくつかのことに気付きます。
(1) 仙台・盛岡・八戸周辺が大幅に暗くなっていること。
 当然、停電の影響です。
(2) 西日本を含め、全国的に暗くなっている(明るい範囲が狭まっている)こと。
 この理由は、全国的な節電意識の高まりの結果と考えるには、光量が減り過ぎているように思います。NOAAのサイトを読むと、停電後は3/12の画像のみを使用しているのに対し、停電前は2010年に撮影された複数枚の画像を平均化している、とのことです。そして、撮影時刻は記載されていません。この人工衛星は常に地球を周回しており、日本上空を通過したタイミングの画像を使用しているはずです。したがって、同じ時刻での比較ができる可能性は低いでしょう。また、当然のことですが、宇宙から見た街明かりは、夜が更けていくと共に大幅に減少していきます。全国的な光量の減少は、撮影時刻の違いの結果と考えるのが妥当だと思われます。明らかに地震の影響で暗くなっているのは、青森~茨城の太平洋側だけです。
(3) 北海道の一部、九州の一部が明るくなっていること。
 北海道のこれだけの範囲で街明かりが増えたとは思えません。よく見ると、この明るさは他の地域の街明かりと違い、オレンジ色でぼんやりとしています。おそらく雲の影響ではないでしょうか。停電前の画像は複数枚から雲の影響のない部分を使用しているのに対し、停電後の画像は単一の画像ですから、雲の映りこみを排除できなかったものと思われます。

他にも何か画像から気付くことがありましたら、ぜひお教えいただければと思います。

情報源にさせていただいたブログ:
http://naglly.com/archives/2011/04/noaa-nighttime-lights.php

【4/7 15:10追記】
元となっている画像は、おそらく3/25のエントリーで取り上げたNASAが公開した画像と同じではないでしょうか。
http://earthobservatory.nasa.gov/images/imagerecords/49000/49773/japan_dms_2011071_lrg.jpg
北海道と九州には雲がかかっていますね。
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