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節電と明かり、鍵は「適光適所」の考え方
2011.5.24 毎日新聞
街が暗いので考えてみた、適光適所ということ

 節電のため暗くなった街。これをきっかけに、明かりの必要性、明かりが人の心理に及ぼす影響、明かりの質(照明デザインの重要性)などについて、各方面の専門家の意見を聞いた。照明デザイナーの石井幹子氏曰く、「適光適所」という考え方への転換が必要、それが節電にもつながる。

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110524dde012040015000c.html

 震災による節電を受けて、これまでいくつか同種の記事がありましたが、この記事は秀逸だと思います。単にスイッチのオンオフと考えるのではなく、照明デザインが重要であることを、世間に啓発しなければなりません。
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暗い夜空を保つことは昆虫保護にも繋がる-イギリス
2011.5.25 BBC News
Galloway Dark Sky Park 'helps insects' Buglife reports

 国際ダークスカイ協会(IDA)は、暗い夜空が保たれ星空観察に適した公園をInternational Dark-Sky Park(IDSP)として認定している。スコットランドのギャロウェイ森林公園(Galloway Forest Park)は2009年に欧州初のIDSPとして認定されている。
 環境保護団体Buglifeは最新の報告書で、この公園が昆虫たちを光害から守っている、とレポートしている。街灯の光や、人工的に光沢・塗装された面などの中には、昆虫たちをひきつけてしまうものがある。
 レポートでは「自然のままの光環境が残っている地域は、公的に保護されるべきだ。そこでは、光害を排除し、照明には厳格な規制を与えるべきだ。」と述べられている。Buglifeによると、多くの昆虫たちが自然の光環境のリズム(太陽光・月光、日変動・季節変動)に依存して生活しており、人工光は繁殖・給餌・行動のパターンを乱す。ハチは、植物の受粉の役割を担っているが、花よりも人工の明るい看板面などに引き寄せられる。またある種の昆虫は、赤色に塗装された車に引きつけられ、そこに卵を産みつけてしまうという。

http://www.bbc.co.uk/news/uk-scotland-south-scotland-13539825
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渡り鳥を光害から守る Lights Out キャンペーン―アメリカ
2011.3.25 The Oregonian
Portland's Audubon Society fights light pollution, helps migrating birds with Lights Out Portland

クイズ:「明るい光」「大都市」から連想される言葉は?

正解:「鳥の死骸」。

 アメリカの自然保護団体オーデュボン(Audubon)協会は、ポートランド(Portland)市で"Lights Out"キャンペーンを開始した。全米で行っている都市の夜間照明削減の取組の一部であり、特に春と秋の鳥たちの渡りの時期に重点が置かれている。
 鳥はしばしば夜に渡りを行う。その際、星明かりが飛ぶ方角の手がかりとなるが、都市の照明が鳥を混乱させ、都市に迷い込ませる。そして飛び回って力尽きたり、ガラス窓に衝突したりして、命を落とす。また、人工光は繁殖や渡りのサイクルにも影響を及ぼす。
 ポートランド付近が渡りのルートである200種以上の鳥のうち、大半の個体数が減少している。今回のキャンペーンでは、トヨタなどから支援金を受けている。
 このキャンペーンのルーツは1960年代のシカゴ。バードウォッチャーが、100階建てのJohn Hancock Centerビルが建設されてから、歩道にたくさんの鳥の死骸が落ちていることに気付いた。オーデュボン協会のメンバーが、高層ビルのオーナーに明かりを暗くするよう依頼したが、当初はあまり相手にされなかった。しかし次第にこの問題が理解されるようになり、今ではシカゴのほとんどの高層ビルが、渡りの時期には日没から夜明けまで照明を落としている。ニューヨーク、トロント、デトロイト、ボストン、ボルティモア、ミネアポリス、ヒューストン、インディアナポリスなども同様だ。ポートランドもこれらに続くことが期待されている。

http://www.oregonlive.com/environment/index.ssf/2011/03/light_pollution_lites_out_for.html
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街灯が消えてひったくりが増加?
2011.5.19 産経新聞
街灯消え ひったくり急増 震災で計画停電・節電…暗がり悪用

大震災後の2ヶ月で、ひったくりが増加している。消灯による暗がりを悪用したとみられるケースもある。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110519-00000112-san-soci

 このブログで何度も取り上げていますが、外国では省エネ目的で街灯が深夜に消される事例が増えています。その多くは事前に十分な調査・試行を行い、安全性に問題がないと確認された範囲で消灯が行われています。今回の日本国内の節電消灯では、十分な配慮がなされぬまま実行しているケースが多いように思われ、安全性の問題がありそうです。(外国でも、消灯によって犯罪が増加したという報告はいくつかあります。)
 ただ、この産経新聞の記事に関しては、タイトルの「街灯消え ひったくり急増」「節電…暗がり悪用」はやや誇張ではないでしょうか。記事に書かれている事実からは、街灯が消えていることが犯罪増加の原因になっているとは、全く読み取れません。このタイトルには「暗くなると犯罪が増加する」という(真偽のわからない)先入観が感じられ、国民の不安をあおっているように思えてしまいます。
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9.11追悼の光に吸い寄せられる渡り鳥(動画)
2011.2.25 YouTube
Monitoring Bird Migration at the Tribute in Light in NYC on 9-11-10

http://www.youtube.com/watch?v=eoIpygFH5rU

 渡り鳥は、夜空に漏れた人工光により深刻な影響を受けています。渡りの方角を知るのに月明かりや星明かりを利用しているのですが、人工光があると惑わされ、方向感覚を失います。明るい高層ビルがあると、その光に吸い寄せられ、周りを飛び続け、やがて力尽きて落下したり、直接窓に衝突したりして、たくさんの鳥が命を落としています。
 このビデオは、アメリカの自然保護団体オーデュボン協会が、2010年9月11日にワールドトレードセンター跡地で行われた「追悼の光」に吸い寄せられた渡り鳥の様子を記録したものです。いかに人工光が渡り鳥に影響を与えるか、認識することができます。
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