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カルガリーで光害対策事業が成功-カナダ
2010.08.26 Calgary Herald
 イギリスの放送局BBCが、カルガリーを光害対策の良い例として番組で取り上げることになった。カルガリーは2002年以降、"EnviroSmart program" として、街灯51,493基をエネルギー効率の良いランプと下方のみを照らすレンズに交換し、光害を削減してきた。この作業には470万ドルがかかったが、エネルギーコストを1,100万ドル節約することができた。
 カナダ王立天文学会カルガリー支部も恩恵を受けた。「90年代後半、光害が深刻化し、我々は天文台を遠くの土地に移設することを真剣に検討していた。このプログラムのおかげで移設せずに済み、今は非常に良い夜空が広がっている。」
 今後も、32,000基の古い街灯が交換される予定である。LED電球や減灯システムも試験している。

http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:WUOnjImVxfAJ:www.calgaryherald.com/show%2Blauds%2BCalgary%2Bcutting%2Blight%2Bpollution/3443979/story.html+BBC+show+lauds+Calgary+for+cutting+light+pollution&cd=3&hl=ja&ct=clnk&gl=jp
(元の記事はすでに削除されたため、Googleのキャッシュとなっています)
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品川区、LED街灯は 「不採用」
2011.01.07 ECO JAPAN
 品川区は2008年から検討してきたLED街灯の導入を見送った。高コストとまぶしさが原因。水銀灯から(LEDでなく)蛍光灯への交換を進め、現在は12,388基のうち577基を交換済み。

http://eco.nikkeibp.co.jp/article/news/20110106/105607/

 街灯を取りつける高さ・間隔が先に決まっており、LEDの配光の特性から、このような結論となったようです。状況に応じ最適の光源を選択する、良い事例だと思います。LEDのまぶしさの問題は、安全性や高齢化問題(高齢者はグレアを感じやすい)とも絡んでおり、街灯に導入する際は十分な検討が必要です。
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街灯2,000灯を、光害対策型に交換-アメリカ
2010.12.10 East Valley Tribune
 アリゾナ州テンピ(Tempe)で、街灯2,000灯が高圧ナトリウムランプから省エネ型のインダクションランプに交換される。12月に開始、1年間で完了する計画。消費エネルギーは居住エリアで30%減、繁華街で50%減が期待される。寿命はこれまでの3年から20年以上に延び、光色も白色光となり視認性が改善される。
 照明器具はIDAから光害対策型と認定されたものを使用。下方のみを照らし、グレアも軽減。

http://www.eastvalleytribune.com/local/tempe/article_d2df1920-04c4-11e0-be4f-001cc4c03286.html
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光害のことを気にしませんか?(照明と犯罪・安全性)
2010.12.21 Physics.org
 街の夜景は美しく、絵はがきにもなっている。しかしそれは、もっと美しいもの―夜空を台無しにしているのだ。世界人口の90%は光害の影響を受けているが、そのことを気にかけている人はごく一部に過ぎない。
 太古の昔から人類は夜空を眺め、様々な文化に影響を与えた。星空を失うことは、大切な文化遺産を見捨てるということだ。また、多くの研究によって、夜間の人工光は鳥・昆虫・夜行性動物たちを混乱させることがわかっている。そして地球温暖化にも繋がっている。
 他の環境問題と異なり、光害を改善する方法は単純だ。英国・夜空を守るキャンペーン(CfDS)のAbbott氏は言う。「明るい街灯を短時間でも消したり、人感センサーを導入することで、光害は大幅に改善される。本当の問題は、人々を納得させることだ。」 最近では、人々は暗闇に目を慣らすことはまれだ。Abbott 「屋外で天体観測のレクチャーをすると、人々は暗闇でもこんなに見えるものか、と驚く。」 光害(light pollution:光汚染)は、他の環境問題と異なり、何かが 『汚染されて汚くなっている』 わけではない、というのも人々を納得させる際に難しい点である。
 しかし、もっと難しい点は、さらに心の根深いところにある。我々が暗闇を恐れる、という点だ。多くの人が、明るいほうが犯罪や事故の危険性が低くなる、と信じている。しかしそれは確固たる証拠があるわけではない。明るすぎる照明は人々の目をくらまし、犯罪者を見落とす原因となる可能性がある。スウェーデンのある町では、数ヶ月街灯が消された際、犯罪が半減した。Abbott 「街の中心部から離れると、昼間のほうが犯罪に遭う可能性は高くなる。」 イギリスの高速道路管理局の調査で最近明らかになったことは、高速道路の夜間照明は事故を10%減らす効果しかなく、路面への反射材の使用などの方法がより効果的である、ということ。この結果を受けて、同局は安全性の高い区間で、深夜照明を消すことを始めた。Abbott 「このように根拠に基づいた研究と対策が、今後さらに必要だ。」
 街の中心部に照明が必要なのは明らかだ。すべての場所を暗くすることが不可能でも、我々には改善すべき点は数多くある。未来は 『明るい』 必要はないのだ。

http://www.physics.org/featuredetail.asp?id=58
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山口大、作物にやさしい街灯を開発
2011.01.05 読売新聞
 夜中に農作物に光があたると成長を妨げることが知られているが、稲には長波長側(赤色側)の光がその原因となっていることを突き止めた。成長に影響しない波長のLEDを使用し、青みがかった照明を製作、2011年度中の商品化を目指す。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110105-OYT1T00050.htm

山口大学光害対策プロジェクトのホームページ
http://ds22n.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~hkrgai/

 作物のためには青色(寄りの)光を、とのことですが、一方で何度も紹介しているように、光害の観点から青色光は様々な弊害をもたらします(「青色光」でブログ内を検索して下さい)。目的・周辺環境に応じて、適切な光源を選択し使用することが重要です。多様な目的の光源が登場し選択の幅が広がるのは良いことですが、メーカー・販売側は消費者が目的に合っていないものを選んだり、混乱したりしないよう、(これまで以上に)十分な説明・表示をする必要があるように思います。
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