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ダークスカイ条例導入に向けた動き-アメリカ
2010.3.11 Challis Messenger
 アイダホ州シャリス(Challis)で、光害を減らすためのダークスカイ条例導入に関する公聴会が3月9日に開かれる。
 2月9日には光害に関する招待講演が開かれた。そこでは、すでにKetchum, Sun Valley, Haileyなどで導入されているダークスカイ条例の、健康面・安全面などのメリットが示された。また、シャリスの中央通りの街灯がグレアを引き起こしていること、光を下に向けると物が見やすくなり安全性が高まること、質の良い照明と悪い照明とはどういうものか、なども示された。
 シャリス西部のBig Hillエリアは、光害がほとんどないことから新たな天文台建設地に選ばれ、すでに望遠鏡などが設置され、間もなく稼働を開始する。講演者曰く、そこではパロマー天文台やマウナケア山頂の天文台が苦しんでいるような光害はまだ存在せず、シャリスは将来の人口増による光害の増加に備えるべきである。
 講演では、光害による健康への影響(サーカディアンリズムの乱れ、ガン発生率の上昇)や自然界への影響(ウミガメへの影響など)も示された。

http://www.challismessenger.com/index.php?accnum=story-31-20100304
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明るい巨大広告に悩まされる住民-イギリス
2010.3.10 Fulham Chronicle
 ロンドン・ハマースミス区の高架道路(ヨーロッパで最も交通量が多い道路)脇に設置された2つの巨大な広告塔のために、周辺住民が光害の被害を訴えている。このデジタル看板は、ハマースミス区によるコンペティションの末、昨年末に設置された。落札した企業から、土地のレンタル料として年間50万ポンドの収入を見込んでいる。看板を設置した企業は、「新たなランドマークを作り上げた」と胸を張っている。
 しかし、この24時間点灯し続けている両面スクリーンの看板によって、住民はグレアとエネルギー浪費の面で苦情を述べている。ある住民は「だれもがあの看板に悩まされている。ドライバーにとっても迷惑なものだ。莫大なエネルギーの浪費にもなっている。」「ある晩、窓にオレンジ色の光が映っており、私は何かが燃えていると思った。外に飛び出そうとした瞬間、色が変わった」。別の住民は「寝室からの光景が全く変わってしまった。グレアがひどく、寝室の中にまで光が入ってくる。全くイライラさせられる。区がこれを許可していることが理解できない」。
 スクリーンの大きさは7メートル×5メートルで、設置した会社はこの非常に明るいスクリーンを「あらゆる広告メッセージが、どんなにあかるい日中でもはっきりと見える」とアピールしている。
 区は、広告看板に許可を与えた理由について「苦しい経済状況の中で、新たな方法での税収に取り組んでいる。それによって、税金の支払いに苦慮している住民を救うことができる。」また、「看板に対する住民の苦情を聞き、輝度を下げるよう依頼した」と言う。

http://www.fulhamchronicle.co.uk/fulham-and-hammersmith-news/dynamicpanel-stories/2010/03/10/sleepless-residents-say-giant-ad-towers-have-eliminated-dark-nights-82029-26005222/
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LED広告看板の規制を検討-アメリカ
2010.3.4 The Denver Channel
 コロラド州デンバーで、明るすぎるLED広告看板を禁止する動きがある。イニシアティブを取っているのは、環境団体Scenic Colorado(美しいコロラド)である。広告看板が光害となったり、エネルギーの無駄となっていることを懸念している。また、ドライバーの注意をそらす危険性も指摘されている。
 一方、LED広告看板は、従来型の看板よりも明るいことはない、と言う人もいる。「デジタル看板は、迷惑光とならないように規制されれば、公衆にも地元経済にも役立つものである。我々は1年前に看板を1つ設置したが、これまで苦情を受けたことはない。」
 デンバー市議会は近々公聴会を開き、その後投票を行う予定である。

http://www.thedenverchannel.com/news/22747970/detail.html
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街灯の減灯案、棄却される-アメリカ
2010.2.20 Centre Daily Times
 ペンシルベニア州の区議会は、議員の一人から出されたガーナーストリートの街灯を消すという要望を棄却した。この街灯は、5年前に犯罪を抑止するために増設されたものである。代わりに、一部の電球を低いワット数のものに交換したり、消灯したり、覆いをつけたりすることを検討することとなった。
 要望を出した議員は、非常に明るく照らされたこのストリート沿いに住んでおり、「街灯の増設によって、歩道を歩く学生のふるまいや、周辺の住みやすさが悪化した」と主張し、6ヶ月間の消灯の試行を要求した。明るくなったことで、学生の集団があてもなく徘徊することが増え、トラブルが起こっているという。
 しかし、議会では他の議員や学生団体から反対の声が挙がった。学生団体は、5年前の街灯の増設を要望した経緯がある。「消灯は、学生の安全性・快適な生活を奪うものだ」「消灯の試行は人体実験であり、リスクが大きい」と主張した。街灯の増設前後で犯罪率に変化があったかどうかは、結論が得られていない、というデータが示されたが、要望した議員は「そのデータは全く当てにならない」とした。
 他に一人の議員が賛成したが、議長を含む4名が反対した。反対したうちの一人は「街灯により、学生は安心感が得られている。6ヶ月の消灯は、歩行者の安全性を損なわす可能性がある」と述べた。

http://www.centredaily.com/2010/02/20/1805292/council-to-keep-lights-on-despite.html
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鳥を人工光から守る条例が審議中-アメリカ
2010.3.16 All Headline News
 ある環境論者が、合衆国下院で「鳥にやさしいデザイン」のビルの普及のための条例制定を目指し活動している。彼はすでにイリノイ州で同様の条例を成立させている。「鳥にやさしいデザイン」とは、アメリカ鳥類保護団体や、ニューヨーク・オーデュボン協会の"Bird-Safe Building Guidelines"、シカゴの"Bird-Safe Building Design Guide for New Construction and Renovation"により推奨されている。
 アメリカでは、国内800種の鳥類のうち、3分の1が個体数激減や絶滅の危機にある。鳥類保護団体によると、毎年3億~10億羽の鳥が、ビルのガラスへの激突により死んでいる。ガラスに木や空が写りこみ、鳥を混乱させているのだ。
 条例案では、ビルの屋内光や屋外光が渡り鳥に及ぼす影響についても述べられている。渡り鳥は雲の多い日や霧の日には低空を飛び、高層ビルからの人工光に惑わされてしまう。ビルに激突したり、ビルの光にトラップされてあたりを飛び回り、やがて力尽きる。
 トロントで活動している、鳥を光害から守る団体FLAPによると「人工光、天候、ガラスが見えないこと等により、一つのビルで一晩に数百~数千の鳥が負傷したり死んだりすることもある。」という。「生息可能域の減少、環境汚染、狩猟の問題と比べ、ビルへの衝突の問題はあまり知られておらず、十分理解されていない。」
 シカゴは全米で最初に"lights out"プログラムを実施した都市である。そこでは、春と秋の5ヶ月間(鳥の渡りの期間)、高層ビルの装飾のための人工光を消灯しており、毎年1万羽の命が救われていると推測される。
 条例案は、下院運輸インフラ整備委員会にて審議されている。イリノイ州では2008年に同様の条例が満場一致で採択されている。「私がイニシアティブを取り、イリノイ州で始めたことが、国家レベルで審議されるまでになったことを誇りに思う。」

http://www.allheadlinenews.com/articles/7018119899

FLAPのホームページ
http://www.flap.org/flap_home.htm
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