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海岸清掃活動の夜間化はウミガメを死へ追いやる-アメリカ
2010.06.18 The Florida Seminal
 4月に起きた原油流出事故を受け、フロリダの海岸でも清掃活動が行われているが、このところの異常なまでの高温多湿の天候のため、清掃活動を少しでも快適な夜間に行う動きが広がっている。しかし、夜間にビーチを明るく照らすことは、大きな過ちだ。孵化シーズンを迎えているウミガメの赤ちゃんが、明かりに引き寄せられてしまい、命を落とす危険性があるからだ。
 BP社の作業員は、夜間作業を行うよう指示されている。タールボール(油粒)は温度が低いときのほうが回収しやすいこともその一因である。BP社の広報によると、大量の照明を使っているが、ウミガメにも配慮しているという。
 フロリダでは毎年数千匹の子ガメが、人工光による誘引により命を落としており、ウミガメ保護の観点から深刻な問題となっている。

http://my.firedoglake.com/jimwhite/2010/06/18/nighttime-beach-cleanup-will-be-deadly-for-sea-turtle-hatchlings/
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世界規模の光害啓蒙イベント、Globe at Night
2010.05.27 Tucson Sentinel
 国際ダークスカイ協会(IDA)が5年前から行っている光害啓蒙の取り組み「Globe at Night (GaN)」は世界中に広がっており、2010年は86ヶ国から17,800地点での測定結果が寄せられた。最も測定地点が多かったのは、IDA本部のあるアリゾナ州で、1,800地点であった。GaNでは、一般の人々にオリオン座周辺の星の見え方(どの明るさの星まで見えるか)を観察・報告してもらい、世界中で比較する。これにより、過剰な人工光が環境に影響を与えていること、暗い夜空という自然財産が失われつつあることを認識してもらうことが目的である。
 
 アメリカ人の3分の2は、自分の家から天の川を見ることができない。99%の人は、自然の状態よりも明るい夜空を見ている。アメリカ国立光学天文台(NOAO)の教育部門が5年前にアリゾナとチリで始めたGaNは、昨年の世界天文年(IYA2009)の主要プロジェクトの一つとなるまでに成長した。NOAOのConnie Walker氏がリーダーを務める同部門は、「Dark Skies Awareness」と銘打った市民対象の様々な光害啓蒙活動を行っており、その中にはGaNの他、「Great World Wide Star Count」「International Dark-Sky Week」などがある。「Earth Hour」も世界中で大きな成功を遂げている。世界中の数百の都市が、毎年3月に照明を消灯するイベントである。

 NOAOはGaNプロジェクトを、サイエンスに関心のある小中学校教師と連携することなどにより、大きく広げていった。生徒たちは大いに関心をもって参加し、自分の手で観測データを取り、コンピュータを使ってデータを送り、プロジェクトに参加することに夢中な様子であった。ある教育者は言う。「光害というトピックには、環境に対する強いメッセージと、夜空を美しいと感じる心(センスオブワンダー)の教育がある」「このプロジェクトに参加することにより、多くの生徒は自分のライフスタイルを見直し、地域の人々と共にエネルギーの消費を少なくするよう努力をはじめる。彼らにとって大きなインパクトがあるようだ。」

 GaNへの報告が多かったのは、アリゾナ州の他、ミシガン州(1200地点)、ウエストバージニア州(1000)、プエルトリコ(1000)、ポーランド(800)、ルーマニア・チリ(600)、チェコ(400)、アルゼンチン(300)、ハンガリー・カナダ・イギリス・韓国・中国(200)である。中国・ブラジル・キューバからは今年初めて報告があった。2011年も3月に実施される予定である。

http://www.tucsonsentinel.com/local/report/052710_darkskies

Dark Skies AwarenessのHP
http://www.darkskiesawareness.org/

Globe at NightのHP
http://www.globeatnight.org/index.html

記事中にも登場しているConnie Walker氏とは、定期的に連絡を取り合っています。GaN等のプロジェクトに関心のある方は、管理者までご連絡ください。
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ニューヨーク州の町で光害条例制定-アメリカ
2010.05.18 Huntington Patch
 ニューヨーク州ロイドハーバー(Lloyd Harbor)で、光害条例が制定された。照明器具の種類・光の向き・使用時間などの制限、覆いをつけることなどが求められる。多くの市民は条例を支持している。地元のテニスクラブを強すぎる光汚染源として挙げる市民が多かった。いくつかの屋外照明が、運転者の視界を妨げたり、他人の敷地内を照らしている、と指摘する者もいた。

http://huntington.patch.com/articles/lloyd-harbor-embraces-the-dark
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光害規制法の制定と照明改善を実施-スペイン
2010.05.24 The Reader.es
 スペイン・アンダルシア(Andalucia, Andalusia)州で新たな光害規制法が導入される。ビーチやモニュメントでの照明使用は制限される。広告照明や電飾は夜間は消灯しなければならない(冬季は24:00~07:00、夏季は01:00~06:00)。点灯したままでよいのは、位置や方向を示すもの、社会的機能をもつ場所のみである。
 照明を改善し、エネルギー効率のよい光源に交換するのに、150万ユーロが使われた。これによって、年間8,700万kWhの電力量(37,400トンのCO2)が節減される。

http://thereader.es/en/spain-news-stories/3786-The-lights-are-going-out-across-Andaluc%C3%ADa.html
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街灯リニューアルでエネルギー節減-イギリス
2010.05.26 My Nottingham
 イギリス・ノッティンガム(Nottingham)市で、古くなった29,000灯の街灯を今後25年間でリニューアルすることが決定した(うち25,000灯は今後5年間で実施)。ポールはそのまま使用し、新たに白色ランプが取り付けられる。エネルギー節減のための最新技術が使われる。
 これまでより明るく、エネルギー効率の良い照明は、市が設けている2016年までにCO2を30%削減するという目標のうち17%を担うことになる。犯罪の抑止効果も期待されている。
 全ての街灯には調光機能がつけられ、人通りの少ない時間帯(冬季は19:30~06:00頃)には光量を下げ、エネルギーとコストの節減を図る。
 取り換え作業は今年の秋からスタートする。

http://www.nottinghamcity.gov.uk/index.aspx?articleid=10472
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