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派手な広告スクリーンに悩む住民-アメリカ
2009.12.27 Los Angeles Times
ロサンゼルスのある家では、2年前から窓の外の広告スクリーンの光に悩まされている。数秒毎に切り替わる派手な色のスクリーン。その光を遮断するために、裏庭にあった3本のカエデの木を植えかえたほどだ。来客も「信じられないひどさだ」と言う。
他の場所でも、たとえばハリウッドヒルの住人は、大型娯楽施設の広告スクリーンが景観を台無しにしていると怒り、ヴェニスやシルバーレイクの住人は、近所の看板に苦情を言っている。
最近の裁判所の判断によると、彼らは生活を乱す看板を消させるよう、ロサンゼルス市に圧力をかけることができる。

http://articles.latimes.com/2009/dec/27/local/la-me-billboards27-2009dec27
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光照射の人体への影響
2010.1.1 Food Consumer
現代の私たちは、体が暗闇を期待している時にも、光を浴び続けている。
夜に光を浴び続けると、体内時計が狂い概日リズムが乱れてしまう。通常、夜にはメラトニンが分泌され、体温が下がり、眠くなる。メラトニンは暗闇でのみ生成され、青の波長領域の光の下では生成されない。概日リズムの乱れは、肥満、高血圧、その他の新陳代謝の異常に関連がある。
人間の概日リズムは、低照度の人工光にも敏感に反応するという事実は、現代の光に溢れた社会において、健康上の大きな不安材料である。たとえば、100ルクスという通常の部屋の明るさの下に数時間いるだけで、体内時計はリセットされてしまうという研究結果もある。もっと短い光照射の場合、どの程度影響があるのかは、まだよくわかっていない。
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American Medical Associationは、人工光によるグレアやその他の光害は、健康上の問題を引き起こすと認識している。人間や動物の概日リズムを乱し、メラトニン生成を抑制し、免疫力を弱め、ある種のガンの発生率を上げると考えられている。

http://www.foodconsumer.org/newsite/Non-food/Lifestyle/lose_sleep_gain_weight_3112091149.html
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ボレゴスプリングス、International Dark Sky Community
2009.12.24 Miller McClune
ボレゴスプリングス(Borrego Springs)は人口2500人、カリフォルニア州南部の砂漠の町。IDAにより世界で2番目の"International Dark Sky Community"に認定された。暗い夜空を守るため、町を挙げて取り組んでいる。街灯は町の中心部に25灯あるだけで、居住エリアにはまったくない。ファーストフード店などもなく、信号機でさえ50マイル先までない。夜にはコヨーテの遠吠えが聞こえ、流れ星がたくさん見える。
このような町づくりは、クラブ、学校、商店、政府などの多くの協力により実現した。照明を消したり、フードを付けたり、低電力の電球に取り換えた。町の中で最も明るいのはガソリンスタンドであるが、電球を覆う屋根が取り付けられた。町が暗くても、犯罪率は低い。

http://www.miller-mccune.com/science-environment/starry-starry-skies-6456/
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街灯としての白色LED
2009.12 Physics Today
白色LEDの光のうち、青色成分は特に天文学と環境に影響を与える。波長が短い(青色に近い)ほど大気中でのレイリー散乱が大きくなる。また、人間を含む動物の概日リズムやメラトニン生成に影響を与える。相関色温度が高いほど、その影響が大きい。
幸い、高い相関色温度(5000~6000K)のLEDの光は、人々にあまり好まれないようである。しかし効率が良いことから自治体に使用される場合もある。アンカレジなどでは、月光(4200K)より高い色温度は使用すべきでないとしているが、LEDには青色成分のピークが含まれることを考慮すると、これも不十分である。環境と天文学に影響が少ないのは、3000K以下の、白熱電球に近い色温度のものである。

http://ptonline.aip.org/dbt/dbt.jsp?KEY=PHTOAD&Volume=62&Issue=12&usertype=indiv

前の投稿と同じ記事ですが、最近日本でも導入が始まっているLED街灯の記述部分を分けました。自治体の方などに参考にしていただきたいです。
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Physics Today誌、「照明と天文学」の記事を掲載
2009.12 Physics Today
アメリカの人口増加率は年1.5%未満であるが、人工光は年6%の割合で増加している。このことは、天文学に深刻な影響を与えている。
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人工光が夜空の明るさに与える影響について、数値モデリングが行われてきた。大気中での光の散乱(大気分子密度の高度依存性を含む)、地表の曲率なども含めた計算により、光源からの距離によって、夜空の各点の明るさがどうなるか、ほぼ正確なモデル化がなされている。
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照明の専門家は、街灯の光は下方のみでなく、水平より少し上方向にも数%の光を出したほうが、(大気中での散乱により)下方への光量が増え、10~15%少ない街灯の数で同じ照度分布が得られる、と指摘する。では、上方への光の割合が増え、同時に街灯の数が少なくなることにより、結局夜空の明るさにはどのように影響するのだろうか。シミュレーションの結果、たとえ1%の光が水平より上方向に漏れたとしても、街灯の数が減っても夜空はより明るくなることがわかる。
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街灯の光源の種類については、かねてより天文学者には低圧ナトリウムランプが好まれている。スペクトルが集中しているため、フィルターをかければ影響を完全に除去できるのである。次に好まれるのは高圧ナトリウムランプである。これらは黄色い光源である。
近年、より広いスペクトルの(白い)光源であるメタルハライドランプやLEDが普及し始めた。これらはエネルギー効率もよく、節約になる。しかしこれらは全ての波長範囲に広がった光であり、天文学にとって大きな脅威である。

http://ptonline.aip.org/dbt/dbt.jsp?KEY=PHTOAD&Volume=62&Issue=12&usertype=indiv

有料記事ですので、雑誌の目次へのリンクを貼ってあります。
しかし、検索してもらえば、記事本文も簡単に見つかります。
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