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LED街灯で受信障害
2010.4.7 読売新聞
商店街の街灯をLED電球に交換したところ、周辺でテレビやラジオにノイズが入るようになり、住民から苦情が出た。全ての電球を対策をとったものに交換する。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100407-OYT1T00468.htm?from=y24h

現在、照明メーカーがこぞって「LEDへの置き換え」をアピールしていますが、単に「交換しさえすればエコだ」という考えは要注意です。記事とは少し話がずれますが、たとえば家庭で電球を交換する場合、配光・色温度の違いなどにより、部屋の「明るさ感」が変わることは避けられません。もし交換後の照明環境が不満なものであれば、せっかくのエコ行動も台無しです。(高い買い物ですし、それは避けなければなりません。)
もしLED電球の試用が可能であれば(すでに他の場所に使用していたり、知人から借用したり…)、試しに取り付けてみて照明環境を確認すれば万全でしょう。
街灯や店舗など大規模な交換の際は、LEDの特徴を熟知した専門家による綿密な照明計画を行うことが重要です。
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広告看板照明を下向きに-アメリカ
2010.1.29 Star News
アメリカ・ロジャーズの町議員が、町内の全ての広告看板の照明を下向きにするよう求めている。ある看板の設置主が、設置許可の延長を求めたところ、「照明の光が夜空に漏れており、住民をいらつかせたり、天文観測を難しくしている」と言われた。看板を維持するためには、照明を下向きにするなどの工事が必要であり、数千ドルかかると見込まれる。工事は2月に予定され、それまでは夜間に照明を消すことで合意した。町議員は「ビジネスと住民がお互い悪影響を与えることなく共存していくためだ」と説明する。

http://erstarnews.com/content/view/11113/211/
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照明をつけっぱなしの大型スーパーに見直しを求める-イギリス
2010.2.2 Ludlow Advertiser
イギリス・ラドローの町のある議員が、町内全ての大型スーパーに、一晩中照明をつけていることの見直しを求めようとしている。あるスーパーが、風力発電の風車を取りつけておきながら、閉店後もつけっ放しの無駄な照明でそのエネルギーを消費してしまっている、と矛盾を指摘した住民に追随したものである。省エネ型の電球に取り換えたり、閉店後は消すといったことをするだけで、害は大いに減らせるはずだ、と言う。

http://www.ludlowadvertiser.co.uk/news/4875036.Ludlow_town_councillor_asks_supermarkets_to_review_lights_policy/
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光害の自然界と健康への影響
2009.1 Environmental Health Perspectives
多くの環境論者・自然学者・医学研究者が、環境汚染の中でも光害は最も急速に広がり、浸透していっている問題だと考えている。そして多くの科学的研究結果が、光害は人間と野生生物の健康に害をもたらすことを示唆している。

多くの樹木が、長時間人工光にさらされると季節変化への適応が鈍り、さらにその樹木を住みかにしている生物にも影響が及ぶ。昆虫、カメ、鳥、魚、爬虫類その他の野生種において、光害によって習性、餌をさがすエリア、繁殖サイクルなどに変化が生じている。ウミガメの産卵や渡り鳥の飛行への影響はその典型である。多くの渡り鳥が高層ビルなどの照明によって命を落としているが、その数はニューヨークだけで毎年1万羽、北米全体で毎年9,800万羽~10億羽近くに達する、との推計もある。カエルは過度の光があると求愛鳴きをやめ、コウモリの餌やり行動も影響を受ける。研究者は北米での蛾の減少が光害の影響だと考えている。ほぼ全ての小型のげっ歯類や肉食動物、有袋類の8割、霊長類の2割が夜行性である。夜を守らないと、多くの動物の住みかが失われてしまう。

人体への影響については、野生生物への影響ほど確立はされていないが、多くの研究結果によって示唆されている。夜間の強い光の照射によって、概日リズムが乱される。概日リズムは、ほぼ全ての器官の機能に影響を与える。その乱れは、うつ、不眠症、循環器疾患、ガンなどに繋がる恐れがある。専門家は、乳がん・前立腺がん・肥満・早期糖尿病の急増が、夜間人工光の急増と何らかの関連がある、といえる十分な科学的根拠があると言う。

他にも、ICUでの人工光の照射が、新生児の概日リズムの確立を弱めたり、精神不安定の原因となるのではないか、との研究もある。シフト勤務の女性は人工光の影響で乳がんリスクが高いことは、多くの学術雑誌に掲載されている。直腸がんとの関連を指摘する研究もあるが、まだ十分確立されていない。シフト勤務とがんリスクの関連は、メラトニンの役割が鍵であると考えられている。光照射によってメラトニン生成が抑制されるのである。

イスラエルの研究者は、夜間の衛星写真から147都市の人工光レベルを求め、それを乳がん発生率マップと比較した結果、有意な相関が見られた(人口密度、生活レベル、大気汚染の補正を考慮しても)。肺がんとの相関は見られなかった。

光害と健康の関連性の研究はまだ始まったばかりである。

http://ehp03.niehs.nih.gov/article/info:doi/10.1289/ehp.117-a20
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青色光の人体への影響
2010.1.1 Environmental Health Perspectives
可視光、特に青色光は、人間の概日リズムのリセットに重要な役割を果たしている。概日リズムの乱れは健康に大きな影響を及ぼすことが、次々と明らかになっている。腫瘍、糖尿病、肥満、うつに関連があることが示唆されている。概日リズムの乱れを起こしやすいシフト勤務者は、循環器系の病気やガンなどのリスクが高いことが知られている。2007年にWHOは、シフト勤務は乳がんのリスクファクターであると宣言し、それを受けてデンマーク政府は2009年に女性シフト勤務者に対する賠償を始めた。
もしも朝や夜のリズムがなかったら、概日リズムは24.25時間の周期を持つことがわかっている。朝や夜を迎えることで、24時間周期にリセットされている。
青色光にはメラトニンの生成を抑える効果の他、体温の上昇、心拍数の上昇、眠気の抑制の効果がある。

http://ehp03.niehs.nih.gov/article/fetchArticle.action?articleURI=info%3Adoi%2F10.1289%2Fehp.118-a22
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