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光害.net 報道リンク集
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月の位相による、夜の地球の見え方の違い
2013.1.2 Earth Observatory
Moon Phases Over the Persian Gulf

 Suomi NPP衛星が2012年9月と10月に撮影したペルシア湾周辺。月からの光量が減ると、地形が見えなくなっていくと同時に、人工光がより際立っている。

 18世紀のイングランドでは、事業家や発明家や自由思想家が「Lunar Society(月光協会)」と呼ばれる小さなグループを作っていた(ワットやダーウィンの祖父もメンバーだった)。彼らは満月の夜に会合を開いた。電気のない当時、満月の光が帰路を照らしてくれたからだ。21世紀初頭、電気はそのような丹念なスケジューリングを不要にしてしまったが、満月の光は依然として写真に見られるような変化をもたらしているのだ。

http://earthobservatory.nasa.gov/IOTD/view.php?id=79834
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次世代LED照明システムを試験中-アメリカ
2012.12 California Lighting Technology Center
Next-Generation System Lights Second Street

 カリフォルニア・照明技術センターが、デービス市(カリフォルニア州)と協力して、新たな照明システムを試験中。高圧ナトリウムランプからLEDランプへの交換、既存のLEDランプに減灯機能・通信機能を追加、人感センサーの設置など。
 センサーは歩行者、自転車、車の動きを感知し、リアルタイムに光量を調節する。最大94ワットから、通行量が少ない時はエネルギー消費と光害を減らすため、23ワットまで減灯する。

http://cltc.ucdavis.edu/content/view/1252/
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橋のライトアップ、光害に配慮して計画変更-アメリカ
2012.11.29 Seacoastonline
International Dark-Sky Association backs bridge illumination plan

 ニューハンプシャー州・ポーツマスの新しい橋が、光害に配慮したライトアップを計画し、国際ダークスカイ協会(IDA)から賞賛の手紙が贈られた。
 ライトアップ計画は7ヶ月前から進められ、終盤になっていたにも関わらず、IDAからの提案を聞き入れた。当初の計画では、2本の主塔を 『下から上へ』 照らす予定であったが、照明を主塔の上に設置し 『上から下へ』 照らす計画に変更された。さらに、深夜には減灯し、早朝には消灯される。これらにより光害が削減される。ランプ寿命の伸び、電気代の削減も期待できる。
 IDAによると、このようなライトアップ計画では、計画の内容が前もって公表されなかったり、公表されていてもIDAの提案に聞く耳を持たないケースも多い。今回はまれなケースであった。

http://www.seacoastonline.com/articles/20121129-NEWS-211290420
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ロサンゼルス郡にダークスカイ条例
2012.11.14 Zev Yaroslavsky
Seeing stars in rural Los Angeles

 ロサンゼルス郡内で初めてのダークスカイ条例が、農村部で施行された。そこでは、都市部からの移住者が、土地を明るく照らすことが問題となっていた。条例では、屋外照明には覆いをつけ近隣の土地を照らさないこと、出力を400ルーメン以下(40W白熱電球相当)にすること、広告照明は夜10時から日の出までは消灯すること、娯楽施設では高圧ナトリウム灯やメタルハライドランプの使用を推奨すること、などが定められている。目標は、人工光から夜空や夜行性生物を守ることである。
 照明の設置者は、2013年6月までに条例に従い照明を改良しなければならない。ガイダンスのウェブサイトやパンフレットが用意されている。
 地域住民は喜んでいる。「条例が機能すれば、夜空の星、フクロウ、その他の夜行性動物達が守られる。住民は寝室の遮光カーテンが不要になるだろう。」「我々は人工光が増え始めた1970年代からこの条例を待ちわびていた。地域住民への素晴らしい贈り物だ。」

http://zev.lacounty.gov/news/environment/top-environment/seeing-stars-in-rural-los-angeles
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ロンドン、iPadで制御する街灯を導入
2012.11.5 Today's iPhone
Westminster City Council to launch iPad-controlled street lighting in Central London

 今後4年間で、ロンドンの街灯のうち14,000灯が、iPadで制御可能な新型のものに交換される。
 イギリスでは、街灯のあり・なしの論争が続いている。多くのイギリス人が、環境のことを考え可能な限り街灯を消すことを望んでいる。一方で、高齢化が進んでおり健康面や安全性を懸念する声もある。この論争に対し、市議会が出した答えは、スマートライティングであった。
 市議会によると、交換のための325万ポンドの初期投資は、電気代や維持費用の削減により7年以内に回収できる。2015年以降は年間42万ポンドの税削減効果がある。
 エンジニアは、iPadアプリを通して街灯をコントロールできる。修理・交換の必要性も事前に知ることができる。

http://www.todaysiphone.com/2012/11/westminster-city-council-to-launch-ipad-controlled-street-lighting-in-central-london/
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