<< December 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
 
Search
Tags
Archives
Link
 
星空に配慮し、街灯をナトリウム灯に交換
2014.5.24 北海道新聞
「星空観測に優しいまちに」 北海道・名寄市、街路灯変更で配慮

名寄市は、老朽化した水銀灯の街灯17灯を、オレンジ色のナトリウム灯に交換する計画。星空観測への配慮。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/541294.html

色温度の低いナトリウム灯は、夜空の明るさへの影響、生態系への影響が小さい光源です。消費エネルギーも少なく、光害の観点からは非常に優れた屋外照明用光源です。黄色い光のため演色性が低いのが欠点ですが、それが問題とならない場所では、ぜひ使用を検討すべきものです。
permalink | comment(0) | trackback(0) | edit
白色LEDは人体と環境に悪影響を及ぼす可能性
2014.3.10 Earth Island Journal
LED Streetlights Save Energy, but Could Have Some Serious Side Effects

 近年、多くの町が街灯をLEDに置き換えている。LEDは、従来の光源よりも明るく、かつエネルギー効率が良いためである。昨年、オークランドでは38,000灯の街灯のうち30,000灯を置き換える計画を発表した。
 オークランドでは、LEDの明るさにより安全性が向上するとの期待が、置き換えの大きな理由であった。しかし、いくつかの研究結果は、通りの明るさは犯罪の発生率と無関係であることを示唆している。
 環境の面では、オークランドの計画は年間2万ドルの電気代と40%の温室効果ガス削減をもたらす。
 LEDはいろいろな色温度のものがある。従来のナトリウムランプのような黄色のものや、青色成分を多く含んだ白色のものがある。白色のほうが10~15%エネルギー効率が良く、多くの町が白色のものを選択している。(ただし、黄色のものも従来の光源と比べれば高いエネルギー削減効果がある。)
 残念ながら、青色成分を多く含んだ光は、人体のメラトニン分泌量に影響を与え、サーカディアンリズムの乱れやガンリスクの上昇に繋がる危険性がある。野生生物や植物にも同様に悪影響を及ぼす危険性がある。
 幸いなことに、オークランド、バークレー、サンフランシスコなどの町は、黄色光のLEDを選択した。黄色光のLEDは、従来の光源よりも明るく、また白色LEDよりも人体や環境への影響が少ない。IDA会長のBob Parks氏は言う。「これらのカリフォルニア州の都市は、非常に賢明な選択をしている。」

http://www.earthisland.org/journal/index.php/elist/eListRead/led_streetlights_save_energy_but_could_have_some_serious_side_effects/

「エネルギー削減」と「明るさ」というメリットだけに着目して、安易に白色LEDを街灯に使用すると、周囲の環境によっては、悪影響を及ぼす結果になる危険性があります。
詳細は右上の検索窓で「青色光」「青色成分」を検索してください。
permalink | comment(0) | trackback(0) | edit
人工衛星写真からヨーロッパの光害の進行度を評価-イギリス
2014.1.24 Buglife
New Research Shines Light on Light Pollution

 イギリス・エクセター大学(University of Exeter)の研究チームが、人工衛星から撮影された夜の地球の写真を解析し、ヨーロッパの明るさを10年前と比較したところ、地域により顕著な違いが見られることを見出した。
 大半の地域で明るさが増し、光害が進行していることがわかる(ポルトガル、フランスなど)一方で、明るさが大幅に減少している地域(スロバキア、スウェーデン、ウクライナ、フィンランド、ベルギーなど)もある。減少の原因は、経済の停滞である場合もあるが、いくつかの地域は、深夜の消灯や照明器具の改善といった取り組みと関連していると考えられる。

http://www.buglife.org.uk/blog/matt-shardlow-ceo/new-research-shines-light-light-pollution

論文(Scientific Reports)
http://www.nature.com/srep/2014/140121/srep03789/full/srep03789.html

対策を取らない地域はどんどん光害が増す一方で、照明改善の取り組みによって状況が改善できる、ということを示した、重要な研究成果だと思います。
permalink | comment(0) | trackback(0) | edit
深夜の街灯消灯で、犯罪減少の兆候-イギリス
2014.1.28 Echo News
'Too early to celebrate' say police bosses after crime falls in Castle Point following switch-off

 イギリス・エセックス(Essex)州のキャッスルポイント(Castle Point)で、街灯を深夜消灯する試みを始めたところ、犯罪数の減少が見られた。しかしまだ有意な結果とはいえず、5ヶ月くらいは様子を見る必要がある、としている。
 街灯は深夜0時から5時まで消灯され、1週間の犯罪件数は消灯前の526から消灯後は474となった。消灯計画に対しては、住民から犯罪増加に対する懸念の声があった。
 問題は犯罪数だけではない。暗すぎる歩道もあり、いつ歩行者がケガをするかわからない。消灯により、エセックス州では年間100万ポンドの節約が見込まれる。

http://www.echo-news.co.uk/news/10966517._Too_early_to_celebrate__say_police_bosses_after_crime_falls_in_Castle_Point_following_switch_off/
permalink | comment(0) | trackback(0) | edit
街灯が蛾に与える影響の研究が始まる-イギリス
2014.2.5 Phys.org
Like a moth to a street light

 蛾は、多くの生き物のエサとなったり、受粉媒介者となるなど、生態系の中で重要な役割を担っている。イギリス・ハル大学(University of Hull)の博士課程の学生が、受粉媒介者としての重要性と、街灯による悪影響を調べる研究を開始する。
 過去35年、イギリス国内の蛾の3分の2の種が、個体数が減少している。蛾が農作物の受粉媒介者として重要な役割を担っているならば、将来その生産量の低下に繋がる可能性がある。個体数の減少の一因が街灯であるならば、LEDや他のランプの影響の程度を調べることは、今後の照明計画において重要なものとなる。

http://phys.org/news/2014-02-moth-street.html
permalink | comment(0) | trackback(0) | edit