渡り鳥を救うため、高層ビルの消灯を求める-アメリカ
2010-08-14 22:32 (14 years ago)
2010.3.21 The Plain Dealer
鳥類保護活動者らは、クリーブランド市が、たくさんの渡り鳥の命を救うため高いビルの夜間照明を春と秋に消灯するよう求めている。シカゴ、ニューヨーク、トロントなどでは、すでに同様の取り組みが行われている。「消灯すれば、エネルギーを節約し、電気代を節約し、渡り鳥の命も救うことができる。いいことづくめではないか。」
ムシクイ、フウキンチョウ、ツグミなど、夜に飛び回る鳥達は、ビルの外装照明によって方向感覚を失い、直接ビルに衝突することがある。全米で毎年10億羽以上の鳥が衝突死している、という推計もある。この数は、生息地の破壊を除いて人的要因で最大のものである。毎朝、夜明けと共に、ビルの守衛がほうきとちりとりを手に、色とりどりの死骸を集める姿が見られる。
保護活動者は、できれば春の渡りのシーズンが終わるまでに、遅くとも秋の渡りのシーズンが始まるまでに、消灯の同意を得たいと考えている。「確かに、外装照明は美しい。が、午前3時に美しく見える必要があるだろうか。」
オーデュボン協会(National Audubon Society,野生生物・自然環境保護団体)は減灯に関心のある市へ向けて、ガイドラインを示している。そこでは23時以降は外装照明を消灯し、内装照明も消灯または特殊なフィルムを窓に貼って鳥に影響のないようにすることを推奨している。
クリーブランド市は渡りのルート上にあり、かつ嵐・突風・低層雲など、鳥が低空を飛行する要因がしばしば発生する。
http://blog.cleveland.com/metro/2010/03/post_252.html
鳥類保護活動者らは、クリーブランド市が、たくさんの渡り鳥の命を救うため高いビルの夜間照明を春と秋に消灯するよう求めている。シカゴ、ニューヨーク、トロントなどでは、すでに同様の取り組みが行われている。「消灯すれば、エネルギーを節約し、電気代を節約し、渡り鳥の命も救うことができる。いいことづくめではないか。」
ムシクイ、フウキンチョウ、ツグミなど、夜に飛び回る鳥達は、ビルの外装照明によって方向感覚を失い、直接ビルに衝突することがある。全米で毎年10億羽以上の鳥が衝突死している、という推計もある。この数は、生息地の破壊を除いて人的要因で最大のものである。毎朝、夜明けと共に、ビルの守衛がほうきとちりとりを手に、色とりどりの死骸を集める姿が見られる。
保護活動者は、できれば春の渡りのシーズンが終わるまでに、遅くとも秋の渡りのシーズンが始まるまでに、消灯の同意を得たいと考えている。「確かに、外装照明は美しい。が、午前3時に美しく見える必要があるだろうか。」
オーデュボン協会(National Audubon Society,野生生物・自然環境保護団体)は減灯に関心のある市へ向けて、ガイドラインを示している。そこでは23時以降は外装照明を消灯し、内装照明も消灯または特殊なフィルムを窓に貼って鳥に影響のないようにすることを推奨している。
クリーブランド市は渡りのルート上にあり、かつ嵐・突風・低層雲など、鳥が低空を飛行する要因がしばしば発生する。
http://blog.cleveland.com/metro/2010/03/post_252.html