ダークスカイ条例導入に向けた動き-アメリカ
2010-06-16 21:58 (14 years ago)
2010.3.11 Challis Messenger
アイダホ州シャリス(Challis)で、光害を減らすためのダークスカイ条例導入に関する公聴会が3月9日に開かれる。
2月9日には光害に関する招待講演が開かれた。そこでは、すでにKetchum, Sun Valley, Haileyなどで導入されているダークスカイ条例の、健康面・安全面などのメリットが示された。また、シャリスの中央通りの街灯がグレアを引き起こしていること、光を下に向けると物が見やすくなり安全性が高まること、質の良い照明と悪い照明とはどういうものか、なども示された。
シャリス西部のBig Hillエリアは、光害がほとんどないことから新たな天文台建設地に選ばれ、すでに望遠鏡などが設置され、間もなく稼働を開始する。講演者曰く、そこではパロマー天文台やマウナケア山頂の天文台が苦しんでいるような光害はまだ存在せず、シャリスは将来の人口増による光害の増加に備えるべきである。
講演では、光害による健康への影響(サーカディアンリズムの乱れ、ガン発生率の上昇)や自然界への影響(ウミガメへの影響など)も示された。
http://www.challismessenger.com/index.php?accnum=story-31-20100304
アイダホ州シャリス(Challis)で、光害を減らすためのダークスカイ条例導入に関する公聴会が3月9日に開かれる。
2月9日には光害に関する招待講演が開かれた。そこでは、すでにKetchum, Sun Valley, Haileyなどで導入されているダークスカイ条例の、健康面・安全面などのメリットが示された。また、シャリスの中央通りの街灯がグレアを引き起こしていること、光を下に向けると物が見やすくなり安全性が高まること、質の良い照明と悪い照明とはどういうものか、なども示された。
シャリス西部のBig Hillエリアは、光害がほとんどないことから新たな天文台建設地に選ばれ、すでに望遠鏡などが設置され、間もなく稼働を開始する。講演者曰く、そこではパロマー天文台やマウナケア山頂の天文台が苦しんでいるような光害はまだ存在せず、シャリスは将来の人口増による光害の増加に備えるべきである。
講演では、光害による健康への影響(サーカディアンリズムの乱れ、ガン発生率の上昇)や自然界への影響(ウミガメへの影響など)も示された。
http://www.challismessenger.com/index.php?accnum=story-31-20100304