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夜間に光を浴び続けることは発がん要因
2010.4.1 Psychology Today
 人類はかつて、昼間は明るい太陽光(全ての波長の光を含んでいる)の下で、夜間は完全な暗闇の中で生活していた。120年前の電球の登場以降、太陽光を浴びることは少なくなり、人工光の下で暮らすようになった。さらに社会が24時間休みなく動き続け、夜中でも人工光にさらされることが多くなった。このことは、我々の体内の概日リズム(サーカディアンリズム)を狂わせる。
 夜に光を浴びることは、メラトニン生成を抑制する。メラトニンは循環器系、骨代謝、ホルモンバランス、ガンの発生進行など多くの体機能に関連している。メラトニンは夜、完全な暗闇の下で松果体(脳の一部)で生成される。夜に光を浴びると、生成が抑制され、ガンのリスクが増加する可能性がある(色々な要素も絡んでくるが)。
 研究によると、メラトニンは乳がんの発生進行を抑制し、夜間光を浴び続けることは乳がんを進行させる。夜間シフトで働く女性は乳がん、子宮がん、結腸直腸がんのリスクが非常に高く、男性の場合は前立腺がんのリスクが非常に高い。問題の深刻さを受け、WHO(世界保健機関)は2007年に「概日リズムを乱すシフトワークは、おそらく発がん要因となる」と結論した。
 また、夜間のメラトニン生成は、日中にどれだけ太陽光を浴びたかにも依存している。日中に浴びた光が少ないと、メラトニン生成量も少なくなる。したがって、シフトワーカーだけでなく、太陽光を浴びることが少ない生活スタイルの人も、影響を受けるかもしれない。
 一方、睡眠時間と発がんリスクの相関性は、明瞭でない。

http://www.psychologytoday.com/blog/nourish/201004/sleep-the-missing-link
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