暗い夜空を保つことは昆虫保護にも繋がる-イギリス
2011-05-28 23:29 (13 years ago)
2011.5.25 BBC News
Galloway Dark Sky Park 'helps insects' Buglife reports
国際ダークスカイ協会(IDA)は、暗い夜空が保たれ星空観察に適した公園をInternational Dark-Sky Park(IDSP)として認定している。スコットランドのギャロウェイ森林公園(Galloway Forest Park)は2009年に欧州初のIDSPとして認定されている。
環境保護団体Buglifeは最新の報告書で、この公園が昆虫たちを光害から守っている、とレポートしている。街灯の光や、人工的に光沢・塗装された面などの中には、昆虫たちをひきつけてしまうものがある。
レポートでは「自然のままの光環境が残っている地域は、公的に保護されるべきだ。そこでは、光害を排除し、照明には厳格な規制を与えるべきだ。」と述べられている。Buglifeによると、多くの昆虫たちが自然の光環境のリズム(太陽光・月光、日変動・季節変動)に依存して生活しており、人工光は繁殖・給餌・行動のパターンを乱す。ハチは、植物の受粉の役割を担っているが、花よりも人工の明るい看板面などに引き寄せられる。またある種の昆虫は、赤色に塗装された車に引きつけられ、そこに卵を産みつけてしまうという。
http://www.bbc.co.uk/news/uk-scotland-south-scotland-13539825
Galloway Dark Sky Park 'helps insects' Buglife reports
国際ダークスカイ協会(IDA)は、暗い夜空が保たれ星空観察に適した公園をInternational Dark-Sky Park(IDSP)として認定している。スコットランドのギャロウェイ森林公園(Galloway Forest Park)は2009年に欧州初のIDSPとして認定されている。
環境保護団体Buglifeは最新の報告書で、この公園が昆虫たちを光害から守っている、とレポートしている。街灯の光や、人工的に光沢・塗装された面などの中には、昆虫たちをひきつけてしまうものがある。
レポートでは「自然のままの光環境が残っている地域は、公的に保護されるべきだ。そこでは、光害を排除し、照明には厳格な規制を与えるべきだ。」と述べられている。Buglifeによると、多くの昆虫たちが自然の光環境のリズム(太陽光・月光、日変動・季節変動)に依存して生活しており、人工光は繁殖・給餌・行動のパターンを乱す。ハチは、植物の受粉の役割を担っているが、花よりも人工の明るい看板面などに引き寄せられる。またある種の昆虫は、赤色に塗装された車に引きつけられ、そこに卵を産みつけてしまうという。
http://www.bbc.co.uk/news/uk-scotland-south-scotland-13539825