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人工衛星から撮影された街明かり、クリスマスシーズンには20~50%増加していた-アメリカ
2014.12.16 NASA
NOAA/NASA Satellite Sees Holiday Lights Brighten Cities

 NASAの研究グループが、Suomi衛星による1日毎の観測データから、クリスマスなどのホリデーシーズンに街明かりの光量が増加していることを見出した。
 アメリカの主要都市では、クリスマスから元日の期間に、その他の期間と比べて20~50%光量が増加していた。中東の都市では、ラマダンの期間に50%以上増加していた。

 アメリカでは、感謝祭(11月の第4木曜日)翌日の「ブラック・フライデー」の頃から明るくなり始め、元日まで続いた。この研究は、都市のエネルギー消費パターンを調べる第一段階として、アメリカ70都市(雪のない地域)の2012年と2013年データが使われた。
 多くの大都市の郊外では、光量は30~50%増加した。都市の中心部では、20~30%増加した。研究者曰く「全体として、都市の中心部よりも、広い庭や一戸建て住宅が多い郊外のほうが、光量の増加が多かった。」

 この研究は、2012年のエジプト・カイロのデータの変化に気付いたことに始まった。精査すると、ラマダン月に光量が急増していることがわかった。ラマダンでは、日中は断食が行われ、食事・集会・マーケットその他の活動が、夜間に行われる。
 イスラム圏でも、異なる傾向を示す都市もあった。サウジアラビアのリヤドやジッダでは、60~100%の増加が見られたのに対し、トルコの都市では増加ははるかに小さかった。シリア・イラク・レバノンのいくつかの地域では増加は見られず、減少している地域もあった。おそらく電力事情と地域紛争が原因である。

 1日毎の光量データを用い、社会的背景や文化的背景の違いによるエネルギー消費パターンを調べることで、エネルギー消費の削減にも繋げていくことが期待される。

http://www.nasa.gov/content/goddard/satellite-sees-holiday-lights-brighten-cities/
(リンク先の画像において、濃い緑色は50%以上の光量増加を表す)(動画もあり)
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