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光害.net 報道リンク集::ISSから撮影された夜の街明かり画像を、光害研究に初めて利用
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ISSから撮影された夜の街明かり画像を、光害研究に初めて利用
2015.8.11 IAU Press Release
First Use of ISS Astronaut Pictures for Light Pollution Studies

国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している宇宙飛行士が撮影した夜の街明かり画像を利用して、世界中の光害を定量的に測定する研究が始まった。画像にくっきりと見える建物やストリートの明るさだけでなく、従来は測ることが難しかったかすかな散乱光の効果も調べることができる。今回発表された研究結果では、宇宙から見えるこの散乱光は、地上の街灯や建物から発せられた光であることが確認された。このことが原因で都市部やその周辺では夜空が明るくなり、かすかな星の光や天の川が見えなくなっている。研究チームはまた、EU内において、公債を多く発行している国や都市ほど一人あたりの街灯によるエネルギー消費量が大きく、EU全体で街灯によるエネルギー消費は年間63億ユーロであることを見出した。この結果は、ホノルルで開催中のIAU総会で報告された。

従来、光害の測定は地上において一地点ずつしか行うことができなかったが、宇宙からの測定と地上での測定を繋げるこの新しい方法により、広範囲にわたって信頼できる光害マップを作成することができる。

このシチズン・サイエンス・プロジェクトは、多分野の研究者にとって重要である。LED照明への急速な転換が進む現状、世界中でどのようなタイプの照明が普及し、そして光害として環境や人体の健康にどのような影響を与えているか、ISSからの画像でしか知り得ないことがある。


IAU Press Release
http://www.iau.org/news/pressreleases/detail/iau1510/
First Map
http://www.darkskyiss.org/
Cities at Night projectについて
http://idatokyo.org/?p=477

人工衛星から撮影された画像を使った解析は以前ありましたが、ISSから撮影されたより詳細な画像を使った本格的な解析はこれが最初、という意味です。
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