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光害.net 報道リンク集::Physics Today誌、「照明と天文学」の記事を掲載
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Physics Today誌、「照明と天文学」の記事を掲載
2009.12 Physics Today
アメリカの人口増加率は年1.5%未満であるが、人工光は年6%の割合で増加している。このことは、天文学に深刻な影響を与えている。
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人工光が夜空の明るさに与える影響について、数値モデリングが行われてきた。大気中での光の散乱(大気分子密度の高度依存性を含む)、地表の曲率なども含めた計算により、光源からの距離によって、夜空の各点の明るさがどうなるか、ほぼ正確なモデル化がなされている。
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照明の専門家は、街灯の光は下方のみでなく、水平より少し上方向にも数%の光を出したほうが、(大気中での散乱により)下方への光量が増え、10~15%少ない街灯の数で同じ照度分布が得られる、と指摘する。では、上方への光の割合が増え、同時に街灯の数が少なくなることにより、結局夜空の明るさにはどのように影響するのだろうか。シミュレーションの結果、たとえ1%の光が水平より上方向に漏れたとしても、街灯の数が減っても夜空はより明るくなることがわかる。
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街灯の光源の種類については、かねてより天文学者には低圧ナトリウムランプが好まれている。スペクトルが集中しているため、フィルターをかければ影響を完全に除去できるのである。次に好まれるのは高圧ナトリウムランプである。これらは黄色い光源である。
近年、より広いスペクトルの(白い)光源であるメタルハライドランプやLEDが普及し始めた。これらはエネルギー効率もよく、節約になる。しかしこれらは全ての波長範囲に広がった光であり、天文学にとって大きな脅威である。

http://ptonline.aip.org/dbt/dbt.jsp?KEY=PHTOAD&Volume=62&Issue=12&usertype=indiv

有料記事ですので、雑誌の目次へのリンクを貼ってあります。
しかし、検索してもらえば、記事本文も簡単に見つかります。
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